バリ&金谷インターナショナルアートウイークは
「金谷で描く子ども達の未来-We are the future-」をテーマにしたイベントです。
未来を創造するバリの子ども達が、千葉県富津市・金谷をフィールドにして
言葉を超えた芸術を通した異文化交流を行います。
その中で、
自分達の文化に誇りを持ちながら、互いの国・地域の文化を尊重し理解を深め、
多様で ありながら豊かで平和な世界を築けるよう貢献するものです。
バリ&金谷インターナショナルアートウィークとは?
金谷とバリ島の国際交流の経緯
「人のご縁がつないだ国際交流」
インドネシアバリ島と農業の国際交流を長年行っている
神奈川県伊勢原市の「NPO法人凧たこ揚がれ」の代表川上道子さんとのご縁が国際交流のきっかけです。
川上さんはバリの国立ウダヤナ大学の学生を伊勢原市へ
農業研修として毎年受け入れ、
バリ島との農業交流を行っていらっしゃいました。
「バリは神々の島、芸術の島とも呼ばれ、芸術により町おこしをしている金谷と
芸術を通じた国際交流をしたら素晴らしいのでは?」とご提案を頂き
金谷でも国際交流が始まりました。
そのスタートとなったのが2012年1月「海を越え支え合う子ども達展」の開催です。
バリの子ども達が描いた絵画を金谷地域の各施設で展示しました。
(その収益の一部を被災地支援の募金にさせて頂きました)
一方、バリ島との架け橋を現地でつないで下さっているのは
「バリ聖地保存会」の代表萬田登美さんです。
萬田さんはバリ在住でいらっしゃり、バリの環境保護活動や子ども達への教育環境改善の取り組みを
積極的に行っていらっしゃいます。
来日するバリ島の子ども達・先生方は、
バリ州の教育省による選抜によって選ばれておりますが、
教育省への働きかけをしてくださったのが萬田登美さんです。
バリ島内には8州と首都デンパサール1都の合計9地区から成っています。
論文により選出された教師1名、
将来に対し大きな夢を持った志高く成績優秀な子ども達3名
が各地区より選抜され、来日メンバーが決定します。
(子供3名×9地区、教師1名×9地区、そのほかにバリTVクルーが来日します)
このような草の根レベルの交流から
2013年12月、公益財団法人 金谷美術館が文化庁の助成金の採択を受け
第1回バリ金谷インターナショナルアートウイークを実施しました。